僕の頁 <SASと臨床試験と雑談と>

徒然なるままにSAS暮らし

0203

FREQプロシジャによる割合の差の解析  

FREQプロシジャを使用した割合の差に関する検定・推定方法を紹介します。
異なる薬剤を投与された集団における疾患の改善の割合(改善率)を比較
することを想定します。 割合の差の検定はtableステートメントのriskdiff
オプションで実行できます。

テストデータ:
変数GRP:投与群
変数VAL:カテゴリ(1が疾患の改善、2が非改善)
変数NN:各カテゴリの症例数

以下の解析を実行します。
解析方法FREQプロシジャのオプション
帰無仮説の割合に基づいた検定統計量riskdiff(equal column=1 var=null)
独立性のχ二乗検定chisq
Wald検定(標本割合に基づいた検定統計量)riskdiff(equal column=1 var=sample)
割合の差の正確な信頼区間exact riskdiff

プログラムは以下になります。
*** test data: two proportions ;
data xxx3 ;
input GRP VAL NN @@ ;
cards;
1 1 7 1 2 8 2 1 12 2 2 3
;
run ;
*** Compare two proportions ;
proc freq data=xxx3 ;
weight NN ;
*--- equal,var=null <=> chisq(conditional) ;
table GRP*VAL
/ riskdiff(equal column=1 var=null) chisq nocol nopercent ;
*--- equal,var=sample: Wald type ;
table GRP*VAL
/ riskdiff(equal column=1 var=sample) nocol nopercent ;
*--- exact test ;
exact riskdiff ;
run ;

結果は以下になります。①と②の検定結果が一致することが確認できます。
③のWald検定は統計の教科書に必ず出てくる方法です。④の割合の差の正確な
信頼区間は9.2から使用可能になりましたが、標本数が多い場合は計算の実行に
時間がかかります。
Riskdiff.png 
スポンサーサイト

Posted on 2014/02/03 Mon. 18:56 [edit]

CM: 0
TB: 0

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

訪れた人

▲Page top